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2011年8月10日 (水)

レジェンド達の記憶


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前回の答え
81_paul_ricard_2
↑ゼッケン⑤番のライダーの名前を当てて下さい。
答え:マルコルッキネリ
1981年にGP500で年間5勝を上げてケニーロバーツシニアの4連覇を
阻み見事チャンピオンに輝きました。
この70年後半から82年まではGP500においては
スズキVSヤマハの激突でした。
先にも紹介しましたが1976、77とスズキRG500Γに乗るバリー・シーンが二年連続でチャンプに輝き
1978~1980年の三年間はヤマハのケニーロバーツが三年連続チャンプに輝きました。
そして76,77年チャンプのバリーシーンが80年にヤマハへ電撃移籍し、関係者をあっと言わせ、
関係者の間では現役チャンプ二人を抱えたヤマハが独走するのではないか?と囁き合いました。
しかし実際はバリーのヤマハとの契約はワークス契約では無く、ヤマハからマシンを貸与されチームの運営はバリーが行うサテライト契約でした。
マシンも当初は市販レーサーの「TZ500」でしたので、
スズキのワークスマシンRG500Γはおろか
市販レーサーのRGB500より戦闘力は劣っていました。
バリーとしてはケニーと同じマシンに乗って実力を証明したかったようですが、
過去のヤマハとの軋轢からケニーと同じ待遇は得られなかったようです。
因みにスズキ時代はエースライダーとしての地位を自ら勝ち取った自身から
ヤマハに移籍した当初も楽観視していた模様です。
そして、ヤマハのワークスマシンYZR500も徐々に時代遅れになっていき
皮肉な事に、ケニー自身が持ちこんだ「スリックタイヤ」のせいでコーナーリング速度が飛躍的に高まり並列4気筒のYZR500&TZ500ではバンク角が足り無くなり、外側二気筒を後方排気にするなど対応はしてきたもののライバル、スズキRG500Γのコンパクトなスクウェアー4気筒に比べればこのエンジン形式ではもはや限界でした。
(余談ですがこのスリックタイヤはアメリカのグッドイヤー製で、同じヤマハでもアメリカ人のケニー以外のライダーは使うことはおろか見ることさえ不可能だったため「魔法のタイヤ」としてアメリカのNASAの開発だとか国防総省(ペンタゴン)の開発だとか色々囁かれていました。特にバリーは舌鋒鋭くケニーが速いのはこのタイヤのおかげだとしてライディングテクニック事態は大したことが無いんじゃないか?とこの「魔法のタイヤ」を見せもしないケニーを批判していました。)
話がそれましたが、ライバルスズキもケニー=ヤマハの活躍を指を加えて見ていただけではなく、
ケニーのスリックタイヤ&YZRの特性を生かしたコーナーリングスピードを落とさないワイドなライン取りを研究し尽くし、コンパクトでスリムなマシン特性を生かしクイックで加速重視なマシン開発を行い、おまけにワークスマシンも多くのサテライトチームに供給して数でも圧倒し、見事1981年はマルコ・ルッキネリがケニーからチャンピオンを奪取しました。
一方ケニーとバリーを擁したヤマハも新たにスクウェアー型4気筒のOW54を開発しますが、
実戦1年目は試行錯誤が続き、
特に翌82年までパワーと操縦安定性のバランスに問題を抱え不安定な成績しか残せませんでした。

次はこの方です。↓
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ヒント:このライダーもイタリアンです。
それでは、サンクス!
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